田中角栄
「たくなるメソッド」へようこそ!
最近、本屋さんでよく見かける「田中角栄自伝」
「たくなるメソッド」が特に注目したのが、
「田中角栄流 お金の使い方」
です。
こんなエピソードがあります
田中角栄と覇を争っていた別の派閥に所属する若手議員が、女性問題で不始末をしました。
急いで100万円を用意しなくてはなりません。
そこで派閥のボスに借金を頼みに行ったのですが、言を左右され貸してくれません。
そこで、田中派に属する同期議員に相談したところ、すぐに角栄先生のアポがとれ、目白の御屋敷で面談します。
角栄先生は、話を半分くらい聞いたところで「いくらいるんだ?」。「100万円です」と答えると、横に置いてあった段ボールから300万円取り出し、ポンと手渡してくれます。
これは若手議員もびっくり。しかし、もっと驚いたのは角栄先生の言葉だったそうです。
「300万円ある。100万円で問題にケリをつけろ。100万円でこの件で世話になったひとをご馳走しろ。100万円はまた同じ事をしてしまった時の為にとっておけ。 この金は返す必要はない」
若手議員は涙がこぼれ、そのまま田中派に入ったということです。
何と大胆なことでしょう!
中途半端なことは、いくらやっても効果はありません。
そこまで「やるか」と思われて、ちょうどよい位だとお考え下さい。
「極端なくらいで、丁度いいんですヨ!」
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