551蓬莱が東京進出しないのは?
「たくなるメソッド」へようこそ!
関西人にはおなじみの「551蓬莱」
何故、東京へ進出しないのか?
①地元大阪へのこだわり
現在の551蓬莱の前身は1945年(昭和20年)に大阪難波で産声をあげ、今も難波に本店があり(本社は難波のお隣の桜川)、70年余にわたる歴史の中で大阪のソウルフードとしての地位を確立してきました。その地元に恩返ししたいという気持ちが、東京進出をせずに大阪にこだわる理由の1つとして知られています
②生地へのこだわり
東京進出をしない背景には、生地へのこだわりがあるそうです。551蓬莱では店頭で豚まんを作っている店員の姿がつきもの。551の店舗=豚まんを作っている店、というのが原風景となっています。
そんな豚まんですが、あのモチモチの生地は大阪市浪速区桜川の工場から配送されるものなので、基本的に551蓬莱は桜川の工場から生地をそのまま配送できる範囲内にしか出店していません。よって、必然的に出店は大阪近辺に限られてしまうそうです。
もちろん、IPOも目指されていないようです。
「たくなるメソッド」では常々、経営者の「こだわり」無くして、企業の成長は有り得ないと提唱しております。
この機会に、皆さんの「こだわり」を見つめ直してみては、如何でしょうか?
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